前回は「「いつ文化祭に行くべきか」=「思い立ったらすぐ」がベスト〜久しぶりの武蔵中高記念祭訪問・2024年春の文化祭・仕口で組まれた力作「記念祭の世界」への入り口〜」の話でした。
活気あふれる麻布中高の文化祭:「麻布らしい」個性派たち
昨日、2024年5月3日(金)に麻布中高の記念祭を訪問しました。
先日、母校の武蔵中高の文化祭に子どもと訪問して、
結構
楽しかった!
小学生の子どもも楽しんでくれたので、
文化祭に
行くのもいいな・・・
こう思ったので、春に行われる他の文化祭を調べてみると、
あっ、麻布でも
春に文化祭やるんだ・・・
麻布中高が「5月に文化祭開催」を初めて知り、
麻布は行ったことが
ない気がする・・・
麻布中高は訪れたことがあるかも知れませんが、ちょっと記憶にありません。
よし、
麻布に行ってみよう・・・
筆者自身が文化祭訪問が楽しかったこともあり、武蔵中高の次に麻布中高に訪問することにしました。
よし、次は違う学校の
文化祭に行ってみよう・・・
早速、子どもに声をかけて昨日、麻布中高を訪問しました。
麻布中高に入ってゆくと、
おはよう
ございます!
おはよう
ございます!
おはよう
ございます!
大勢の麻布中高生が、挨拶して迎えてくれました。
この「入口で現役中高生の挨拶で迎えられる」経験は初めてで、
元気があって、
礼儀正しく、とても良いな・・・
とても好感を持ちました。
この「挨拶」は麻布の伝統なのか、学校の指導なのか不明ですが、こういうのはとても良いです。
まだ10時前でしたが、中央の校庭では、中高生達が盛り上げがっていて楽しそうにやっています。
麻布中高に入って、すぐに気づいた大きな特徴があります。
麻布中高は、
髪を染めている学生が多いな・・・
赤色・青色・茶色、あるいはカラフルな混色の髪型など、とても「髪を染めた学生」が多いです。
普通の黒髪の方も多いですが、なんとなく「シティ・ボーイ」のイメージが強い麻布。
麻布らしくて、
良いかもな・・・
「髪を染めたことがない」筆者ですが、「麻布らしい」個性派たちに好感を持ちました。
不思議な味の麻布伝統の味・油そば
早い時間でしたが、すでに大混雑でした。
廊下を歩いていると、
あの、〜の展示をやっているんですが、
ぜひ見にきてください!
僕たち〜部の展示の列は
こちらにお並び下さい!
主に麻布中の学生達と思われる方々が、一生懸命声をかけているのが印象的でした。
鉄道研究部(鉄研)では、精巧な鉄道ジオラマが作られています。
こうした鉄道ジオラマは「自然の中」が多い傾向が強い印象がありますが、「都市の中」にあります。
ランドマークタワーなどの大規模ビルがたくさん林立するジオラマが、いかにも「麻布らしい」です。
都心にある麻布中高の学生にとっては、
ビルや都市が身近なんだろうな・・・
武蔵中の鉄道ジオラマが「自然の中」だったことと対照的で、面白く感じました。
模型部では、極めて精巧で丁寧に塗装された戦車や戦闘機の展示がありました。
麻布生らしい
知的な感じの模型だな・・・
ね〜、これ
すごいよ!
大きな戦車の模型も展示されていて、力作が多数ありました。
あっ、ティラノサウルスの
骨格だ!
折り紙で作成された「ティラノサウルスの骨格」模型もまた、圧巻です。
これほど、大型の折り紙の「恐竜の骨格模型」は初めて見ました。
物理部では、麻布中高生が自らプログラミングしたゲームが楽しめます。
物理部はいくつかの班に分かれているようで、多くの方が所属しているようです。
ここ無線班では「手の動きを読み取るセンサー」のゲームを、子ども達が楽しんでいました。
ゲーム作成のソフトがあるようですが、自分達で一から作成する工夫と努力がとても良いです。
あ〜、
面白かった!
大人気展なので、結構待ちましたが、子ども達は満足そうでした。
お昼ご飯は「麻布中高伝統の味・油そば」を食べました。
文字通り「油が多い麺」で、好みは分かれそうですが、
初めて食べる
不思議な味だな・・・
ここでも麻布生達が、
調味料が前にあるので
お使いください!
一生懸命声を上げて、説明する雰囲気が良かったです。
文化部の活動が活発な麻布中高:2024年春の文化祭
ここで、中央グラウンドに出てみると、ある特徴に気づきました。
あっ、
六本木ヒルズが見えるね・・・
自分の学校の校舎から、六本木ヒルズがひょっこり頭を出しているのが、いかにも麻布らしいです。
校舎の廊下を歩いていると、校舎の外側にあるグラウンドが見えました。
あれは、
東京タワーだよ。
本当だ!
東京タワーだ!
周囲には、東京タワーや巨大ビル群が立ち並ぶ光景は、武蔵卒の筆者から見ると、
これは、
凄い環境だな・・・
ある種の衝撃を受けるとともに、極めて特殊な「麻布生を育む世界」の異質な特徴を感じました。
生物部では、数多くの生き物や標本が展示されていました。
ここにある展示は、
全て僕達が集めてきたものです!
僕達が、春と秋に島や山に
合宿に行って、集めています!
全てが「部員達で集めた」という膨大な量の展示品を見ると、
これだけ
集めるのは、大したものだ・・・
ここは、
とっても楽しい!
小さな動物園・水族館のような環境は、子ども達が大喜びでした。
それでは、お茶の色を
変える実験を致します・・・
このお茶に、
この水溶液を入れて混ぜます・・・
言葉遣いがとても丁寧な化学部の部員の方々が、お茶や錬金術をテーマとする実験を見せてくれます。
あっ!
色が変わったよ!
えっ、
なんで、色が変わるんだろう!?
子ども達だけでなく、大人も興味津々でした。
ピタゴラスイッチの展示は、4つほどの超力作が並んでいました。
実際に作成するのは、大変な努力であり、一つ一つの作品に「麻布らしい」個性が感じられました。
麻布中高に関する話を、上記リンクでご紹介しています。
文化部の活動がとても活発で、大変興味深い展示が多数ありました。
・5月2日(木)〜4日(土)9:00~16:00
この記事は5月4日(土)朝に書いていますが、今日が最終日です。
麻布中を受験予定の方はもちろん、「考えている」方もぜひ訪れてください。
次回は下記リンクです。