標本作りの体験〜「一つ出来た」経験と自ら進んで作る姿勢・トンボの標本づくりとコツの習得・一つ一つクリアしてゆく学び〜｜昆虫の標本作成2・子どもと旅

前回は「初めての標本作成の経験〜標本作りと様々な道具・固定して「昆虫を乾かす」・全て「自分たちが採集」の麻布中生物部・日頃の「生き物との関わり」を一生懸命説明・栄光中と武蔵中の生物部〜」の話でした。

標本作りの体験：「一つ出来た」経験と自ら進んで作る姿勢

初めての標本作りが着々と進んでゆきます。

小学生の子どもはもちろん、筆者も「初体験」の標本づくり。

標本を見た経験は多数ありますが、「標本を作る」ことは考えもしなかったです。

黄色いアゲハ蝶の羽根を、白い半透明の細長い紙で抑えて、ピンで留めてゆきます。

どうやら、標本が完成したようです。

コツをつかんだ子どもは、次の昆虫の標本作りへと進んでゆきます。

昆虫のサイズにもよりますが、木製の標本台で概ね4匹ほどの昆虫の標本が作れます。

初めての標本作りで、子どもは最初は不安そうでしたが、一つ出来ると自ら進んで、

どんどん作ってゆきます。

トンボの標本づくりとコツの習得

トンボの標本作りは、標本台ではなくスタイロフォームにピンを留めて行きます。

蝶のように羽根を広げるのではなく、羽根を横から留めて作る方法です。

蝶の標本作りと比較すると、比較的易しい感じのトンボの標本作り。

今回の「昆虫採集+標本作り」でとても良いのは、プロの先生方が教えてくれることです。

昆虫採集は、公園でやったように「網で取れば取れる」ですが、

「昆虫網の振り方」を習った子どもは、

このように昆虫採集も「ちょっとしたコツ」で上手に出来ました。

標本作りに関しては、「ちょっとした」どころか「非常に大事なコツ」を教えてもらい、

先生に「ちゃんと出来ている」お墨付きをもらい、嬉しそうです。

8匹の昆虫の標本を作成し、満足そうです。

この後は、先生方にお渡しして、一月の間で乾燥して頂きます。

一つ一つクリアしてゆく学び

このようにコツや定石を習得することは、勉強でもスポーツでも何事においても大事です。

天才的大選手とも言えるイチロー選手も小さい頃は、「バッティングのコツ」を教えてもらったでしょう。

そして、毎日毎日バッティング練習する中で、

「イチロー選手だけのコツ」を習得したのでしょう。

「定石を習得する」大事さの話を、上記リンクでご紹介しています。

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理科の選択問題で、磁石をテーマにした問題を考えました。

この問題は、「当てはまらない・間違っている選択肢を全て答える」問題です。

「冒頭の磁石の説明を簡潔に記述」の部分は筆者が追加しましたが、今回は選択問題のみ考えます。

この問題の答えは、「イとウ」ですが、イもウも意外と多くの方が○にする傾向があります。

例えば、この問題に取り組んでみて、

こう答えると✖️になります。

この問題の説明は、上記リンクでご紹介しています。

「間違える」のは、誰しもテンションが下がるので、

このようにガッカリする方が多いです。

ここで、「一つは分かった」ことを大事にしましょう。

このように、一つ一つクリアして学んでゆく学び方が、着実に学力を上げるでしょう。

次回は下記リンクです。