由緒正しい屋久杉と大自然を味わえる屋久島〜「島国・日本」を実感する海の旅・14,000以上の島から成る日本・屋久島から日本を見続けて千年の千年杉〜|子どもと旅

前回は「船に乗る経験〜子どもには旅をさせる・視野・見聞を広げる・国内で船に乗る体験・島国日本を実感・長崎–五島の船に乗る体験・海を体験〜」の話でした。

目次

「島国・日本」を実感する海の旅:14,000以上の島から成る日本

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仙巌園(新教育紀行)

鹿児島県の中央で仙巌園などを訪問し、指宿へ向かいました。

そして指宿から種子島へゆき、そしてついで屋久島へ船でゆきました。

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屋久島(新教育紀行)

美しい海を「Toppy」という船に乗って、はるばる種子島から到着しました。

海、
楽しかったね!

綺麗な
海だったね。

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江戸=東京が中心・重心の日本列島(新教育紀行)

島国日本と言われますが、例えば東京に住んでいると「日本が島国」とはなかなか感じません。

種子島や屋久島のように比較的小さな島の間を船で移動すると、「島国・日本」を実感できます。

日本というと、まずは本州・北海道・四国・九州の四つの大きな島が思い浮かびます。

ついで、沖縄・種子島・屋久島・伊豆大島などの島が思い浮かびます。

実は日本には、416もの有人島があります。

島の種類
有人島416
無人島13,705
合計14,121
日本の島の数(国土交通省 令和2年国勢調査)

416も有人島がある事実は、かなり驚きです。

そして、無人島は1万以上の13,705もあります。

無人島とはいえ、「1万以上の島」という事実は、驚くべき事実です。

もちろん、これらの「島の数」には外国と所有権をめぐって係争中の島も含まれています。

有人島・無人島合わせて、14,000以上の島々によって「日本という国家」が形成されている事実。

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五島ー長崎の船と海(新教育紀行)

この事実を改めて知ると「島国・日本」が実感できます。

その為には、海を船で移動するのが一番良いでしょう。

由緒正しい屋久杉と大自然を味わえる屋久島

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屋久島(新教育紀行)

「屋久島といえば屋久杉」なので、早速レンタカーに乗って、屋久杉ランドに向かいました。

「屋久杉ランド」というので、遊園地みたいなところかと思いましたが、車で結構山を登ります。

結構、
山を上がるね・・・

日頃運転する機会が少ないので、久しぶりに運転する身には山道は結構大変です。

訪れてみると分かりますが、屋久島は非常に標高差があって、山は急に感じます。

車道はかなり急で細い道もあり、かなり緊張して運転しました。

屋久島の山々

・九州最高峰の宮之浦岳:1,936m

・標高1,000mを超える山が39以上連座

・九州地方の高い山の1位から8位が屋久島にある

車を運転していると、車道にお猿さんたちが出てきたりして、可愛らしい感じです。

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屋久島(新教育紀行)

子どもと一緒だったので、屋久杉ランドの入り口で、

お子さんが一緒なら、
手短なコースがお勧めです・・・

と言われたので、ライトなコースを子どもとゆっくり歩きました。

早速、「屋久杉ランド」の中を歩いてみると、大量の杉と川に囲まれた絶景の空間です。

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屋久島(新教育紀行)

子どもと一緒に歩いてゆくと、たくさんの屋久杉と共に、屋久杉が折れた跡も見られます。

この木、
なんで折れているの?

これは、台風とかで
折れたんじゃないかな?

屋久杉に苔がむしていて、荘厳な雰囲気を感じます。

杉が生き物であることは当然ですが、こうして改めて見ると、非常に強い生命力を感じます。

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屋久島(新教育紀行)

キリッと立っている屋久杉、地面に倒れてしまった屋久杉など、様々な「屋久杉の世界」が味わえます。

「屋久杉ランド」という名称から、もう少し「ランド」っぽい感じを予想していました。

たくさんの屋久杉が
見れて、すごいね。

こっちの木は
倒れているよ・・・

「ランド」というよりも、「大自然体験パーク」という感じです。

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屋久島(新教育紀行)

見渡す限り杉、杉、杉で、圧倒されるような空間です。

「テーマパーク」ではなく、日本古来の由緒正しい屋久杉を間近で感じられる実に素晴らしい空間です。

屋久島から日本を見続けて千年の千年杉

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屋久島(新教育紀行)

屋久杉ランド内には、大変貴重な千年杉もあります。

この杉は
千年生きているんだって。

千年?
すごい長いね・・・

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屋久島(新教育紀行)

雄大な姿の千年杉は、天へ昇ってゆくかのような壮大さを感じます。

文字通り「千年生きてきた」屋久杉です。

千年生きてきた、というその存在に深淵な雰囲気を感じます。

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屋久島(新教育紀行)

「千年」とは具体的に何年くらいなのか、なかなか実感できません。

とにかくこれだけ長い期間、生き続けている屋久杉。

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鎌倉幕府初代将軍:源 頼朝(Wikipedia)

千年前と言えば、日本では1023年頃のことで鎌倉幕府すらない時代です。

鎌倉幕府開設は、昔は

いい国(1192)つくろう
鎌倉幕府!

でしたが、源頼朝が守護・地頭を設置した1185年が「幕府の実態が成立」という意見が強く、

いい箱(1185)つくろう
鎌倉幕府!

という教科書も多いようです。

個人的には、格式も大事であるので「いい国(1192)つくろう」が良いと思います。

そもそも、昔は「幕府」という言葉がなく「幕府」という言葉は「明治以降使われた」という説もあります。

徳川幕府も当時は「幕府」とは呼ばれてなく、「大公儀」や「大樹」と読んでいました。

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第十五代将軍 徳川慶喜(Wikipedia)

私は大公儀
なのだ!

「大公儀」「大樹」いずれにしても「大」がついている言葉なので、高貴な感じがします。

幕府と藩による「幕藩体制」という言葉も、後世付けられた名称です。

千年杉を見ていると「いい箱(1185)」でも「いい国(1192)」でも、どちらでも良い気がしてきます。

屋久島から日本を見続けて千年以上になる、極めて貴重な樹木です。

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屋久島(新教育紀行)

「仏陀杉」という仏陀にちなんだ杉もあります。

その名前通り、樹齢を重ねた杉の表面からは荘厳さを感じます。

結構
楽しいね!

いろいろな杉を見ているのは、子どもにとっても楽しいようです。

ライトコースとは言え、山道なので少し急なところもあります。

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屋久島(新教育紀行)

「くぐり杉」という、杉が組み合わさって「くぐれる」道もあります。

ちょっと
疲れた・・・

もう少しだから、
歩いてみようよ。

ジュース
飲みたいな・・・

出口行ったら、
ジュースにしよう!

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屋久島(新教育紀行)

ライトコースなので、大人にとっては散歩道のような感じです。

歩道は木製で通路が作られていて、とても楽しく大自然を楽しめます。

あっ、
あれ出口かな?

やったあ、
ジュース!

ライトコースでしたが、高低差も結構あり、大自然が楽しめる非常に良い体験でした。

屋久杉以外にも、たくさんの山々や海が楽しめる屋久島。

大人も子どもも楽しめて、大いなる学びになる屋久島の旅。

ぜひ訪問して下さい。

次回は下記リンクです。

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