前回は「気持ち新たに〜次へ向かう姿勢・「なんとしても合格する」姿勢・親の姿勢・子どもを励ます〜」の話でした。
前向きな気持ちをキープする姿勢
首都圏の中学入試の山場が続き、中学受験生たちは連日入学試験を受ける過酷な環境になります。
大勢の方が、本日も受験を控えていることと思います。
第一志望校の
試験が上手くいかなかった・・・
これまでの
試験結果が思わしくない・・・
中には、すでに第一志望の合否結果が出ている方もいらっしゃることでしょう。
これまでに、合格に至った方は喜ばしいことです。
そうでない方は、意気消沈している方もいるかも知れません。
速報では4倍を超える倍率の学校もあり、その場合は実質倍率3倍以上となります。
実質倍率3倍の場合、「3人に2人は合格に至らない」ことになります。
これは、大変厳しい戦いです。
「この学校に僕・私は行きたい」という気持ち:強い思いを持つ
今日以降受験する学校が、必ずしも第一志望ではない場合、
第一志望のA中学
行きたかったのに・・・
B中学に
憧れていたのに・・・
という気持ちは持たないで、
今日受験するX中学に
ぜひ入学したい!
今日のY中学に
通いたい!
という強い気持ちと思いを持ちましょう。
そしてその「強い気持ちと思い」を持って、今日以降の試験に臨みましょう。
強い気持ちの一押し:合格への一押し
試験は、様々な要素で大きく結果が変わります。
当日の体調も大きな要素になります。
自分の得意科目・分野、不得意科目・分野がどのように出題されるか、でも大きく変わります。
志望校に対する受験生の思いは様々で、それぞれの学校にカラーがあります。
また、それぞれの学校で一生懸命教えている校長以下教職員などの方が大勢いらっしゃいます。
その学校に関わる皆さんが、受験生の皆さんを待っています。
今日以降受験する学校に合格して通学したら、将来
僕はX中学校に行って
本当に良かった!
私にはY中学が、
とても良く合った!
と思う可能性も大いにあります。
この学校に行きたい!
通学したい!
という強い気持ち・思いが、最後の「合格への一押し」となるでしょう。
「紙一重で決まる」と言われることも多い、試験の合否の結果。
「紙一重」は文字通り、「一枚の紙程度の違い」です。
合格点(ボーダーライン)近辺には、大勢の方が集中します。
ここで、
絶対にこの学校に
入るんだ!
というポジティブな気持ちを持つと、「紙一重の違い」は突破できるでしょう。
最後の「強い気持ちの一押し」で、次に受験する学校の合格へ向かいましょう。
受験生の皆さんの合格を心より願っております。