前回は「志望校合格へ向かう姿勢〜偏差値・合格判定は気にしない・試験当日は別・最後の試練へ・志望校・本命で自己ベスト発揮〜」の話でした。
頭を切り替える大事さ:次の試験へ
首都圏の中学入試が本格化した、2月1日の試験が終了しました。
今日が第一志望だった方も、大勢いらっしゃると思います。
全体的に倍率が高く、4倍程度の倍率の学校も多いため、狭き門となっています。
募集人員よりも合格者は少し多いので、実質倍率は少し下がりますが、受験生の方々は大変です。
今日の試験が終わって、良い感触だった方は良いですが、
思ったより
出来があまり良くない・・・
もう少し
出来るはずだったのに・・・
という方も大勢いるでしょう。
まずは、明日以降も試験が続くので、頭を切り替えることが最も大事です。
試験の出来に不安な気持ちの時:ポジティブな気持ちへ
おそらく「良い感触だった」と感じられる方は、せいぜい受験生の10%程度の方でしょう。
試験内容や倍率等にもよりますが、
良い感触だった・・・
合格できそう!
という方は、合格者の概ね20〜30%でしょう。
そして、合格者の概ね30〜40%程度の方が
割と
出来たかな・・・
でしょう。
合格者の50〜70%、つまり「合格者の半分強」程度の方は、
合格
できそうだ・・・
という感触がある傾向があるでしょう。
一方で、「合格者の30〜40%程度の方」は、
今日の出来で、
大丈夫かな?
感触はまあまあだけど、
大丈夫かな?
という気持ちです。
「合格する」方の半分弱程度の方は、「ちょっと不安」な気持ちだと思います。
結果的に「合格する」方の大勢が「不安」なのですから、不安に感じても、
大丈夫な
気がする!
と考えて、ポジティブな気持ちになりましょう。
未来へ心を向ける姿勢:今日は今日、明日は明日
今日のあの算数の問題は、
本当は出来たはずだった・・・
電気の問題で、
ちょっとミスっちゃった気がする・・・
「出来るはずだった」や、ケアレスミスなども後で気になってきます。
「〜という気がする」は「気のせい」かもしれませんから、気にしないようにしましょう。
また、「出来るはずだった」というのは誰しもあることです。
おそらく50%くらいの方は、そういう気持ちがあるでしょう。
ここは気持ちを切り替えて、明日以降の試験に臨むことが最重要です。
今日の試験で合格することが最も望ましいことですが、今から気にしても結果は変わらないでしょう。
また、個々人の考え方や性格にもよりますが、解答速報は見ない方が良いと考えます。
今後の試験で、その問題の解き方が活かせる可能性もなくはないです。
それよりも、
あっ、出来たと思っていたのに、
間違っていた・・・
となると、誰しも落ち込むでしょう。
すると、解答速報による「精神的悪影響の方が大きい」と思います。
今日の試験のことは、「良いイメージ」ならその調子をキープしましょう。
そうでもなければ、スパッと心を切り替えましょう。
そして、明日以降の未来へ心をしっかりと向けてゆくのが、ベストな姿勢であると思います。
読者の受験生の皆さんの合格を心より願っております。