前回は「合格の秘訣・ポイント〜「合格への思い」を答案へ〜」の話でした。
志望校合格へ向かう姿勢
いよいよ首都圏の中学受験の山場である2/1が、明日となりました。
首都圏などで受験を迎える中学受験生のみなさんは、最後まで体調万全で試験に臨んで下さい。
多くの受験生は、小学校を休むでしょう。
僕が受験した時代も、2,3日休んだ方が多かったように思います。
特に今は困難な時期なので、小学校を休むことに対して遠慮などを感じないようにしましょう。
「中学受験をする」ことも「中学受験をしない」ことも、各個人・各家庭の考え方です。
それに「良い」も「悪い」もないと考えます。
中学受験をすることもしないことも、またそれへの姿勢も妨げられるべきではないでしょう。
最後は、
僕は全部できることは
やったんだ!
私は、
やるべきことを全部した!
と考えて、明日以降を迎えましょう。
偏差値・合格判定は気にしない:試験当日は別
偏差値や合格判定が、気になる方もいらっしゃるかも知れません。
偏差値・合格判定が「十分に良い」方は、良いでしょう。
一方で、志望校に対する偏差値・合格判定が「それほど良くない」方。
あなたの
偏差値は58。
あなたの
偏差値は56。
志望校に合格するためには、
偏差値60欲しいんだけど・・・
何度も何度も偏差値という数字が出てきて、「自分の背番号」のように感じてしまいます。
今日で、その背番号は脱ぎ捨てて、明日以降の試験に向かいましょう。
最後に偏差値・合格判定が出てから、一月ほどは時間が経過している方が多いでしょう。
すると、「この一月の間の学力の変化」が、「最後の偏差値・合格判定」には反映されていません。
試験当日の試験の出来は、「模試の結果:偏差値・合格判定」とは違います。
「試験当日は別」という姿勢を強く持ちましょう。
最後の試練へ:本命で自己ベスト発揮
大事なことは「合格すること」です。
偏差値や合格判定は、「良い・高いに越したことはない」です。
最終的に「合格に結びつくか」の方が、遥かに大事です。
特に、何らかの記述問題が出題される「特徴的な試験問題」のある学校の受験生のみなさん。
「知っていること」や「自分の意見」などを積極的に、ハッキリ書きましょう。
その姿勢によって、偏差値などによる合格の確率よりも大きな、大きな影響が出るでしょう。
偏差値や合格判定が良い方も油断せずに、最後まで慎重に取り組みましょう。
算数などでは「焦らないで平常心」が最も大事です。
算数の最初の方の計算問題は「出来た方が良い」ですが、「出来なくても他で挽回すればOK」です。
最後の試練へ向かうにあたり、「志望校・本命で自己ベスト発揮」する心構えを持ちましょう。
全体で合格点に
到達すれば良い!
と考え、最後まで平穏な気持ちで頑張ってゆきましょう。
・「持っている学力」と「合格への強い思い」を全て答案に表現する心構え
・「分かること」をしっかり答案に表現
読者の受験生の皆様の合格を心より願っております。
次回は下記リンクです。