子どもから教わる「発見」〜 庭の片付けから「宝探し」へ・植物の生命力を感じる体験・枯れた植物の中に潜む「生命のかけら」・机の上の学習と体験すること・好奇心と学び〜|朝顔の種2・未就学児・小学生・理科の教育

前回は「子どもと朝顔の種を探す体験〜冬の植物との対話・子どもに教えてもらうこと・忘れていた朝顔の存在・「ゴミの山」が「宝の山」に変身・色々興味を持つこと〜 」の話でした。

目次

子どもから教わる「発見」:庭の片付けから「宝探し」へ

朝顔の種(新教育紀行)

大人の目から見ると、「ゴミの山」に見えた枯れた植物。

もう
枯れているし・・・

朝顔の種(新教育紀行)

そろそろ
片付けなければ・・・

これは処分して
良いのかな?

冬の寒さが強い間はバルコニーに出るのが億劫でした。

そのうち
バルコニーを清掃しよう・・・

そこで、しばらく放ってありました。

水は定期的に上げていましたが、それでも枯れてしまう植物があります。

日当たりが良ければ良いのですが、日当たりがそれほど良くない条件が多いマンション。

マンションの住まいでは、「冬に植物を育てる」のは非常に難しいです。

朝顔の種(新教育紀行)

そして、

片付けて捨てる前に
子どもに確認しよう・・・

これは
朝顔の種だよ!

と子どもに教えられ、

あ、そうか。
これは「種」なのか・・・

朝顔の種を「発見した」のでした。

朝顔の種を
集めようよ!

そうだね。
せっかくだから、集めよう!

子どもたちは、子どもたちなりに小学校で色々と学んでいます。

意外なことに、子どもから教わって「朝顔の種を発見」しました。

庭の片付けとゴミ清掃が、朝顔の種を探す「宝探し」になりました。

植物の生命力を感じる体験:枯れた植物の中に潜む「生命のかけら」

朝顔の種(新教育紀行)

「種」を
取り出すのは、久しぶりだ。

お店で「種を購入して植える」ことは最近もしていますが、「種を取り出す」ことは久しぶりです。

遠い40年ほど前を思い出しながら、子どもと一緒に「朝顔の種探し」を続けます。

ここにも、
種が入っているはずだよ。

茶色く枯れていると、大人の目から見ると「生命感がない」ように思ってしまいます。

実際に開けてみると、

朝顔の種(新教育紀行)

種が出てきました。

種が2個かな。

茶色い蕾の中に、黒い種が1個〜3個ほど入っています。

朝顔の種(新教育紀行)

こっちには、
種が入っていなかったよ。

種がない場合もあります。

色々と探していると、たくさんの茶色の蕾が見つかり、それらからたくさんの種が見つかりました。

種は
袋に入れて、春先に植えよう。

朝顔の種(新教育紀行)

こんなに
あったよ!

全部で100個以上の「朝顔の種」が見つかりました。

朝顔の種(新教育紀行)

この青いのは
何だろう?

青い蕾はまだ成長しているのでしょうか。

他の部分が茶色くなっているので、成長はしないように思いますが、

種が
出来るかもしれないね。

少し置いておいて、
また今度見てみよう。

思いがけず、大量の朝顔の種が取れました。

もし、子どもに聞かないで、僕がバルコニーの掃除をしていたら、全部廃棄していたでしょう。

その意味では、「子どもに教えてもらった」ことになります。

まだ小学校2年生でも、
色々分かっていることもあるんだ。

これは、新鮮な発見でした。

机の上の学習と体験すること:好奇心と学び

毎日のドリル「かん字」(学研)

学校の勉強などで、算数では「少し大きな足し算・ひっ算」など、国語は漢字をたくさん学んでいます。

国語の読解力を試す問題では、

よく読めば、
ここに答えが書いてあるでしょ。

うん・・・

と「教えてあげる」のですが、こういう自然のことは「教えてもらう」ことになりました。

大人になるにつれて「分かること」は、どんどん増えてゆきます。

ところが、「分からないこと」もまた増えるのかもしれません。

「様々な知識」を習得することは大事なことです。

中学受験・高校受験・大学受験では「効率よく、たくさんのことを知る・出来る」ようになるのも大事です。

社会や理科では「膨大・大量の暗記」をする必要があります。

歴史だけでも、出来事・人物・年号・・・・たくさんあります。

こうした暗記を「語呂合わせ」で覚えるやり方もあります。

「ただ暗記」になってしまわないようにしたいです。

たくさんの知識も「自分なりのイメージ」を持ちましょう。

そして、「ただ暗記」ではなく「習得する」姿勢にしましょう。

「ただ暗記」だと「少し変わった問題・問いかけ」に対して、出来なくなる可能性がります。

水溶液などのアルカリ性・酸性などは、皆「似たもの同士」や「お友達」というイメージです。

そうした「似た雰囲気」を持つと、無味乾燥に見える暗記なども楽しく習得できるでしょう。

次回は下記リンクです。

新教育紀行

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