前回は「おすすめ時事問題〜SDGs ・産業と技術革新の基盤をつくろう・インフラ・インターネットと世界の人々・インターネットにアクセスできない人々・イノベーションと研究開発費・技術革新に鎬を削る先進国〜」の話でした。
ウクライナ戦争と日露戦争:ウクライナとロシアの位置
今回は、上記のような時事問題(オリジナル問題)を考えてみましょう。
ウクライナ戦争は世界にとって、とても大きな出来事です。
そのため、時事問題として出題される可能性は高く、すでに出題もされています。
ウクライナ戦争に関しては、
色々と勉強したよ!
そういえば、
ロシアとは日露戦争で戦ったね・・・
戦争をテーマにする時、侵攻したロシアと過去に日露戦争を戦った我が国・日本の歴史もまた重要です。
上の文章はかなり簡潔ですが、しっかりと説明した文章と共に出題される可能性はあります。
まずは、ロシアとウクライナの位置はしっかり理解しておきましょう。
ロシアは分かる方が多いですが、ウクライナは日本人にとって必ずしも「馴染み深い国」ではないかもしれません。
ロシアvsウクライナの戦争ですが、周辺諸国や様々な国が関係しています。
ウクライナの場所も
ちゃんと分かっているよ!
そこで、ロシアとウクライナだけでなく、上記のような国家の位置は理解しておくと良いでしょう。
まずは、(1)の答えです。
(ア)-中国(中華人民共和国)
(イ)-モンゴル
(ウ)-ロシア(ロシア連邦)
(エ)-カザフスタン
(オ)-ウクライナ
(カ)-ベラルーシ
(キ)-フィンランド
(ク)-米国(アメリカ合衆国)
(ケ)-英国(イギリス)
(コ)-フランス
フィンランドは名前は知っていたけど、
場所は知らなかった・・・
日露戦争:日本とロシアが戦った場所
歴史を学ぶ際、日露戦争は非常に大事な出来事です。
もちろん、日本にとって「極めて大きな事件・戦争」でしたが、当時、世界中の注目を浴びました。
Japan(日本)とRussia(ロシア)が
戦争するらしい・・・
Russia(ロシア)が本気を出したら、
それこそ大変な事態になるのでは・・・
現在は「米国中心」とも言える世界情勢ですが、当時は「欧州中心」でした。
当時、非常に強い勢いで成長していた米国。
それでもなお、英国(大英帝国)、フランス(フランス帝国)などの欧州が中心でした。
そして、現在も当時も「世界一の広大な領土を有する国」であるロシア。
欧州から「とても遠い極東の国」であった日本。
この二つの国が戦争する事態に、世界中が驚愕しました。
Japan(日本)は急成長しているが、
所詮は小国・・・
Russia(ロシア)と戦うのは、
Great Britain(大英帝国)だって、しんどいだろう・・・
それなのに、Japan(日本)が
Russia(ロシア)と戦うのか・・・
Russia(ロシア)を怒らせたら、
大変そうだぞ・・・
世界中が見守る中、日露両国は激戦を繰り広げました。
その激戦を繰り広げた「およその場所」を、両国の位置から推測してみましょう。
日露戦争は知っているけど、
「戦った場所」は知らない・・・
「国家間の出来事を、国家の位置から推測」することも大事です。
推測するのは、
難しそうだけど・・・
推測するなら、
日露の間かな・・・
Cは日本本土、Dはロシア本土
だから、なさそう・・・
Aは端の方だけど、
ロシア本土だね・・・
ということは、
Bかな・・・
当時の日露戦争の状況を考えてみると、「戦闘場所」が推測できそうです。
Japan(日本)とRussia(ロシア)が
凄まじい戦争を繰り広げているらしい・・・
あまりに凄まじい「大戦争」であった日露戦争。
後の第一次世界大戦に対して、「第0次世界大戦」とも呼ばれることもあるのが日露戦争です。
Japan(日本)とRussia(ロシア)の
戦いは、史上初の「総力戦」だな・・・
時事問題:ウクライナ戦争と歴史:日露戦争の複合問題も大いに考えられます。
ウクライナ戦争は、解決が非常に難しい問題です。
「出題しにくい」問題ですが、「上のようなロシア・ウクライナの位置」等は知っておきましょう。
次回は下記リンクです。