Wグループ中学志望の方へ 7〜流水算・坂を描いてイメージ・変わらないもの・差に着目〜|中学への算数5月号

前回は「Wグループ中学志望の方へ 6」の話でした。

目次

流水算:流れ・坂を描いてイメージ

今回は後半の「22年、この一題」から、良問のご紹介です。

p38 愛光中[4]

平坦な道と坂道があって、流水算の応用問題です。

具体的な状況をしっかりイメージしましょう。

自分で、家・学校と坂道・平坦な道を描いて、そこを具体的に歩くことをイメージしてみましょう。

そして、お友達の家に行く感じで「自分が歩いている気持ち」になってみましょう。

しっかりイメージすると算数が楽しくなり、結果的に学力アップにつながります。

プラモデルと部品:自分が部品を集めるイメージ

p54豊島岡女子学園中[4]

部品と製品の問題で、非常に面白いです。

プラモデルを作った時のことを思い出しましょう。

この部品と
この部品で・・・・・

と楽しみながら解いてみましょう。

ガンダムのプラモデル(新教育紀行)

実際に「自分が部品を集めている」イメージを持って、考えてみましょう。

対象が2つならわかりやすいですが、対象が3つになると状況を理解するのが、難しくなります。

自分で簡単な絵を描いたり、表を作ったりして、「どのようにしたら自分が理解しやすいか」を考えてみましょう。

「限られた時間で解く」必要がある試験においては、「自分なりのやり方・解き方」を決めておくと良いでしょう。

変わらないもの:差に着目

p60 フェリス女学院中

上の問題と似ている「坂と平坦な道」の問題です。

年齢算・流水算などは、「差に着目する」と解きやすいです。

「差に着目」する大事さは、「分割すると小さくなること」です。

なんでも「分割して考える」と楽になります。

来年の1~2月までに、
志望校の問題が解けるようにならなきゃ!

と、頑張る気持ちを持ちながら、そこに至る道も「自分なりに小さく分割」して、少しずつ学力を上げてゆきましょう。

新教育紀行

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