前回は「Eグループ中学志望の方へ 11」の話でした。
日々の演習を続けましょう。
p25 7月22日:「繰り返し」の問題
食塩水の問題で、両方から同じ量を取り出して混ぜる問題です。
ポイントは、この「同じ量取り出して混ぜる」を複数繰り返すことです。
「一度混ぜる」なら比較的考えやすいですが、繰り返すと状況が変わるので分かりにくいです。
何回も混ぜると、なんだか
分からなくなるよ・・・
「繰り返し」の問題の時は、何らかのことが「繰り返し」になることが多いです。
それに気づくことが大事です。
まずは、コップを二つ描いて、交換する状況を描きましょう。
この時、食塩水であることを意識して、ただ水を描くのではなく、食塩も描きましょう。
食塩水の問題は、大抵はてんびん算で解けます。
「何かが繰り返しになる」の?
こっちからこっちにあげて・・・
てんびんで考えると、
状況が似てるね!
良い問題ですから、解法をよく学びましょう。
p26 7月26日:問題文を自分なりにまとめる・整理する
グラウンドの清掃をテーマにした、仕事の問題です。
二つのグラウンドを描いて、広さの違いも表現しましょう。
広さが〜倍は、どちらかを大きく描いて、真ん中か端に数字で表現すると良いでしょう。
効率や時間が出てくるので、大事な数量をメモして、問題文を自分なりにまとめて描いてみましょう。
この「問題文を自分なりにまとめる」ことは非常に大事なことです。
このプロセスで、問題への理解が確実になると共に、解く鍵が分かることが多いです。
自分で問題文の数字をまとめてみると、
分かりやすいわ。
一度まとめたら、さっと問題文を見直して、忘れたことがないかを確認しましょう。
p27 7月28日:考えながら描く
頻出タイプの受付の問題です。
受付の問題は、「受付をした時間」をまず考えましょう。
受付した箇所は、机をイメージして□を描いてみましょう。
例えば、「6ヶ所で受付」でしたら、□を6個描いてみましょう。
受付する人が増える感じが
分かるね。
あるいは、◯で描いても良いでしょう。
試験では、「□を沢山描くのが時間がもったいない」なら、□の中に個数を描いても良いでしょう。
ただ、こういうことは飛ばさない方が良いように思います。
□でも○でも、描くのは10秒前後でしょう。
「考えて悩む」と、「10秒はすぐに経過」してしまいます。
「考えながら描く」ことを出来るようにしたら、より思考力が上がるでしょう。
p38 問題1:「何が大事なのか」を考えながら絵を描く
食塩水の問題で「フィルター」が出てくる、面白い問題です。
フィルターをイメージしながら、考えてみましょう。
フィルターによって、どのようになるのかを、考えながら描くと良いでしょう。
フィルターの問題は見たことないけど、
面白いそう。
こういう少し変わった問題は、「どういうことか?」を考えましょう。
「何が大事なのか」を考えながら絵を描くのも良いでしょう。
そして、そのポイントが分かることが最も大事です。
食塩水の問題の良いまとめになるので、しっかり理解しましょう。