前回は「Eグループ中学志望の方へ 9」の話でした。
ループは、こちらを参照して下さい。
今回は日々の演習〜です。
かなり厳選してご紹介しますが、余力のある方は、どんどんやってみましょう。
6月14日:円は「折り返しても」「回しても」対称
シンプルな問題で、非常に好感が持てます。
色々と悩んでしまうかもしれませんが、円が中心に対して「対称」である性質を考えましょう。
対称性は算数実践で、色々と考えました。
正〜角形も対称性がたくさんありますが、円は「折り返しても」「回しても」対称という非常に強い対称性を持ちます。
くるくる回すと
図が分かりにくくなるよ
重なる部分もあるし、
分かりにくい・・・
重なる部分は、最初は分かりにくいと思いますが、自分で丁寧に整理してみましょう。
「自分なりの描き方」を決めても良いでしょう。
ゆっくり考えれば、
出来そう・・・
自宅で学ぶときは、ゆっくり、丁寧に考えましょう。
試験の時、
早く描けるかな・・・
こういう能力は、「算数的能力」ではなく「慣れ」ですから、丁寧に描いて、慣れましょう。
少しずつ出来るようになるので、焦らずに丁寧に進めてください。
6月28日:球の性質
これは難問です。
問題に登場する「球に関する性質」は、知らなければ解けないです。
知らなければ、ここで楽しく学んで下さい。
この性質は知らなかったけど、
面白い!
楽しみながら学ぶと、算数の学力が上がるでしょう。
p39 問題3:一つ一つ丁寧に考える
パッと見ると、みたことありそうな感じです。
類題をやったことがある方がいるでしょう。
シンプルな条件設定ですが、結構難しいです。
シンプルな割に、実際取り組んでみると、なかなか難しいです。
解けなくてもガッカリしないようにしましょう。
解けなかったけど、
なんだか面白いぞ。
解答読みながら、
そうなんだ。
なんだか不思議な感じ。
一つ一つ丁寧に考えてゆくと、不思議な感じのする図形問題ですね。
この問題は、また復習すると良いでしょう。
p41 問題5:正四面体と立方体
この問題は、立体図形でシンプルな問題ですが、難しいです。
正四面体の基本的な考え方を知らないと、解くのは難しいでしょう。
正四面体は「立方体との関係を考える」と考えやすくなります。
知らない方は、解答の最初の部分を「ヒント」として考えると良いでしょう。
同様に「四面体」は「直方体との関係を考える」と立体関係がつかみやすいです。
余力のある方は、知っておくと良いでしょう。