前回は「おすすめ時事問題〜SDGs・住み続けられるまちづくり・世界の都市部と農村部の人口・増加するPM2.5濃度・世界一の人口を持つ巨大都市Tokyo〜」の話でした。
エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
今回はエネルギーの話です。
寒くなった今、エアコンが掛けられるのは電力のおかげです。
エネルギーは、現代社会で非常に重要なポイントです。
SDGsの7番目「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」があります。
エネルギーに関しては、日本は恵まれた国と言えるかも知れません。
そのため、エネルギー不足を感じることはあまりありません。
資源がほとんどない国・日本
世界には、まだまだ「電気を使えない」方がいらっしゃいます。
日本にいると、「電気を使えない生活」は考えにくいのが実情です。
電気などのエネルギーには「恵まれている」ように感じられる、日本の環境。
ところが、実は日本はエネルギーに関しては、非常に危うい立場です。
基本的に、エネルギーを生み出す根源は、石油・LNG(天然ガス)などです。
実は日本は、これらの「エネルギー源」を、ほとんど産出しません。
そのため、石油・LNG(天然ガス)などのエネルギー源は、「ほぼすべて輸入」に頼っています。
電線で配電される電気:電柱が多い日本の街
実は、世界人口の10%程の方は「電力を使えない」のです。
太陽光・風力発電などの再生エネルギー割合は、現在は約18%です。
そして、2030年までに大きく増加させることが目標です。
インドやアフリカでは、まだまだ電気が使えない方が多いのです。
先進国の中で、最も電柱・電線が多い日本。
「便利な国」日本の背景には、膨大なインフラの整備があります。
上下水道・電気などの、都市・街を支える貴重なインフラたち。
これらの「身近な環境」も含めて、学ぶと良いでしょう。
数字も含め知っておくと応用問題に対応しやすいでしょう。