ゾイドを作ろう 8〜「これは何だろう?」と考える姿勢・動かして仕組みを理解・思考力を育てる・「1題理解すると10題分かる」姿勢〜|子どもの知育教育

前回は「ゾイドを作ろう 7〜おもちゃをよく見る姿勢・観察力を身につける・動く原理を理解・「出来てきた」気持ちを持つ大事さ〜」の話でした。

目次

「これは何だろう?」と考える姿勢

ほぼ完成したゾイド。

しっかり歩くことも確認し、もう少しパーツを追加すれば完成です。

上に乗っている武器のようなもののパーツを追加しましょう。

このオレンジの棒は
なんだろう?

「これは何だろう?」と考える姿勢は大事です。

武器らしきものから、オレンジの棒(軸)が一本ずつ出ています。

ここも
スイッチ押すと回るね。

うん。
次はここかな。

動かして仕組みを理解:思考力を育てる

不思議なパーツが出てきました。

駒のような円盤の中心に三つの穴があるパーツがあります。

その周囲に、同じ形状の羽のようなパーツが3つあります。

どうやら、中心の軸が回転するとそれに連動して、中心のパーツが回転して、3つの羽が回りそうです。

これで
いいのかな。

子どもは説明書通り作れて、満足そうです。

いいね!

じゃ、
これをつけるね。

上から、グレーのパーツをかぶせて、作成を進めます。

ここで、ちょっと待ってもらいましょう。

ちょっと
待って。

えっ。
何かおかしい?

上の写真から、大人は「仕組みがわかる」のですが、子どもにも「回転する仕組」をしっかり理解してもらいましょう。

ここを回してみて。

あっ。
三つ一緒に動くね。

もう
少し回してみて。

うん。

さらに開きました。

面白いね!

今度は、
逆に回してみて。

元に戻りました。

こうやって、グルグル
回るんだね。

面白い
でしょ。

面白い。

プラモデルなどは「作ること」に専念してしまいがちです。

それは当然のことですが、動くプラモデルは「動く仕組み」を理解しながら作ると良いでしょう。

解説書通りにどんどん作ってしまうと、「動く仕組み」がわからないままになってしまいます。

少しずつ味わいながら、プラモデルを作る姿勢は、思考力を育てるでしょう。

「1題理解すると10題分かる」姿勢

てんびん算の考え方(新教育紀行)

算数や理科においても、基本的なポイントを学んだ上で、応用的なことは「仕組み」を理解しましょう。

「仕組み」は、原理や法則にもつながります。

そうした「考える仕組み」は、塾などで習うことが多いです。

小学生が「算数や理科の応用問題を自分で考える」のは難しいことです。

塾などで解き方・考え方を教わりながら、

ここは、なぜ
こう考えるのだろう?

どうして、
ここに注目するのかしら。

と少し考えてみると、応用力が伸びるでしょう。

電気・電流の問題の話では、「電圧が主役」であることをご紹介しています。

2018年愛光中・理科(四谷大塚ドットコム)

電気・電流の小学生向けの考え方は、様々あると思います。

電気の問題は「電圧を主役に考える」と、非常にスッキリとわかりやすいです。

「なぜ、このように考えると、うまく解けるのだろう」という姿勢。

その姿勢を持つことが、「1題理解すると10題分かる」姿勢に繋がります。

次回は下記リンクです。

新教育紀行

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次