「速さと比」を理解するコツ〜状況をイメージ・グラフを自分で描く・本質的理解〜|中学への算数2022年9月号

前回は「EGWグループ中学志望のお子様へ |中学への算数8月号」の話でした。

目次

「速さと比」を理解するコツ:状況をイメージ

新教育紀行
人と電車の秒速の速さ(新教育紀行)

今回も「速さと比」の特集です。

「速さ・比」は、難しい問題も沢山ありますが、基本を押させておけば、ある程度はできる分野です。

「速さのイメージ」に関する話を上記リンクでご紹介しています。

図形問題などに比べると、「まったく歯が立たない」ことは少なく、「ある程度はできる」傾向が強いです。

それだけに、難関校〜最難関校志望の方は、ぜひしっかりと固めましょう。

学力によって、要点の整理・日々の演習などに取り組んでみましょう。

今回、速さの問題で、「グラフを読む」問題が多数あります。

グラフを読んで「状況をしっかりとイメージする」ことができるようになりましょう。

グラフを自分で描く

中でも、グラフを描きなさいという問題が多くあります。

日々の演習9月6日、9月22日などです。

「グラフを描く」のは、小学校の理科の実験では、あまりやらないと思います。

中学〜高校の物理・化学実験でグラフを描くことが多いですが、グラフを描くことは非常に大事です。

グラフは「現象を映し出す鏡」とも言えます。

中学入試の新傾向:本質的理解

中学入試に新傾向の流れがある中、算数・理科で「グラフを描く」ことを求める可能性が高いです。

グラフを描く考え方(新教育紀行)
グラフを描く考え方(新教育紀行)

「グラフを描くこと」に慣れておきましょう。

グラフを描くことは、難しいことではありません。

一方で、「書くことに多少慣れている」必要はあるでしょう。

グラフを描くと、いろいろな本質的理解に繋がります。

算数が得意な方・得点源にしたい方は、発展演習をやってみましょう。

中でも、栄光学園の2は面白く、難しいです。

問題では求められていませんが、この問題の「グラフを描く」ことにトライすると、非常に良い学びになるでしょう。

新教育紀行

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