前回は「子どもと戦艦大和のペーパークラフトをつくる 13〜「少しずつ出来るようになる」体験・子どもに「自分の成長」を実感させる大事さ・色々な角度から見る姿勢・立体感を身につける〜」の話でした。
育む「きちんと出来る」自信
だいぶ戦艦大和になってきた、ペーパークラフト。
長い時間がかかりました。
ここまで、10時間ほどかかっています。
今日は、
何日目かな?
4日目くらいかな。
一日2時間〜4時間くらいで、少しずつ作成を進めてきました。
また小さなパーツが出てきて、機銃を組み立てます。
右側はギザギザが細かいので、僕が切りましたが、左のパーツは子どもが切りました。
小さいのも、
上手く切れるようになったね。
もう、出来るように
なったよ!
小さなパーツも「きちんと切れる・出来る」自信がついてきたようです。
丁寧に切ってみる・やってみる大事さ
組み立てたら、このサイズです。
これは僕が組み立てましたが、小さいパーツは大変です。
同じパーツを複数作って、戦艦大和に装着してゆきます。
たくさんあるね。
上の写真の右のパーツは、貼り合わせる白い部分が、あまりに小さいので、誤って切ってしまったりします。
切ってしまったら、テープで止めて直しています。
左の、少し歪なパーツは子どもが切りました。
鉛筆よりだいぶ小さいので、ハサミで切るのは大変です。
子どもにしては、よく切れていると思います。
この小さいパーツ、
よく切れたね。
うん。
大変だったよ。
難しくても「丁寧にやってみる」と、それなりに出来るものです。
この「上手を目指すより」も「丁寧にしっかりやる」姿勢が、何事も大事だと思います。
「同じ感じ」だから「出来るはず」と思う大事さ
先ほどのパーツを組み立てた機銃が、上の写真です。
すごく
小さいね。
これを片側5個、
合計10個作るよ。
大変だね。
片側の機銃設置完了です。
パーツ作成は僕がやりましたが、戦艦大和への接着は子どもにやってもらいます。
これ貼ってみて。
うん。
やってみるよ。
反対側の機銃も、5ヶ所設置完了です。
たくさん
あるんだね。
大きいの、
小さいのたくさんあるね。
同じ感じだから、
出来そうだよ!
「同じ感じ」や「類似性」をもとに、「出来るようになる」ことも大事です。
実は戦艦大和の機銃(小さな銃)は、竣工した1941年には、だいぶ少なかったのです。
「戦艦の時代」から「空母・航空機の時代」へ移行する過渡期に誕生した巨大戦艦大和。
様々な改良が加えられてゆき、最後の形となってゆきます。
次回は下記リンクです。