前回は「子どもと戦車のペーパークラフトをつくる体験 3〜立体感・紙を貼り合わせる・丸める・やってみせ言って聞かせて・・・〜」の話でした。
一度やってみる大事さ
キャタピラーがつき、車体ができて来ました。
これから、上の砲台を作成してゆきます。
車体を作成したときは、難しそうにやっていた子どもでした。
「紙=平面から、立体をつくる」経験がなかったので、
難しそう・・・
と不安げな顔をしていましたが、一度やっているので、
さっきのと
似ているね。
となりました。
誰しも、「経験していないことは非常に不安」です。
ところが、「一度経験すると、自信がつく」のです。
特に、子どもは柔軟ですので、「一度やってみる」ことは非常に大事です。
何事も「やったことがない」と、誰しも
やったことがないから、
出来ないのでは・・・
と思ってしまいがちです。
子どもには様々な体験をさせて、「経験する楽しさ」と「経験による自信」を持ってもらいましょう。
「うっかり間違える」大事な経験
砲台を切り出しました。
真ん中の丸い部分は、ハサミでは切れませんが、周囲は子どもに切ってもらいました。
うん。
切るのが上手くなってきたね!
少し曲がっていて、細かい部分が切れてません。
曲がっている部分は、押し込んで「のりしろ」になるので、
これは、
このままでも良いな。
と考えました。
細かな切り込みは難しいので、カッター等で親が切ってあげましょう。
この時は上手く切れていますが、箱状のモノを作成するときに、子どもが誤って「のりしろ」を切ってしまいました。
あ、
間違えちゃった。
こういうことは、よくありますから、
それじゃ、
ダメ!
と言わずに、
そういうこともあるね。
直すから、今度から気をつけようね。
と、親がテープで直してあげましょう。
「うっかり間違える」ことも、大事な経験です。
物の形が変化する経験
割と綺麗に車体が組み上がりました。
模型好きな方はご存じと思いますが、こう風に厚紙を折る時は「折り目に少しカッター入れる」のがポイントです。
ここでは、僕が「折り目にカッター」入れているので、パキッと折れています。
なんか、
出来てきたね・・・
砲台の下部ができたので、車体と組み合わせてみましょう。
だいぶ、戦車らしくなってきました。
キャタピラーの部分など、色々と歪なところがありますが、それこそ「子どもが作った感じ」です。
今回は大きなパーツで割と楽だったのですが、ここから小さなパーツが沢山で、一苦労しました。
なんか、
面白いね。
子どもにとっては、「紙が戦車になった」感じでしょう。
物の形が変わったり、変化する経験を、子どもにはどんどんしてもらいましょう。
そして、
面白いかも・・・
と子どもが思うことが、何かへの好奇心のキッカケとなると良いです。
次回は下記リンクです。