Gグループ中学志望の方へ 11〜状況をしっかり描く・大事なポイントに気づく・抽象化して描く・本質的理解〜|中学への算数7月号

前回は「Gグループ中学志望の方へ 10」の話でした。

今回の「比・割合」は文章題の応用問題がたくさんある分野で、基本を理解すれば出来る様になります。

ぜひ、出来るようになって得点源にしましょう。

目次

P5 図形:図形の基本的性質

図形の基本的問題が、まとめられています。

これらの問題は、完全に理解できるようにしましょう。

来月6月末頃には、これらの図形問題は「すぐに出来る」ようになるのが望ましいでしょう。

ちょっと難しい問題もあるよ。

しっかりと「基本的考え方」を学ぶことが大事ですから、「出来なかった問題」をしっかり理解しましょう。

考え方を学ぶと、
面白いよ。

でも、他の問題が出来るように
なるかな・・・

出来なかった問題は、繰り返し学んで、きちんと習得しましょう。

図形の基本的性質が付記されていますが、それらの性質を「暗記する」ではなく、説明できるようにしましょう。

図形の基本的性質(公式)で、丸暗記している箇所があったら、参考書等で理由をしっかり学ぶようにしましょう。

違う補助線を考えてみるのも良いでしょう。

p14-17 要点の整理:比と割合

比・割合に関する基本的な事柄がまとめられています。

全てしっかり理解するようにして、あやふやな部分は、また復習しましょう。

p20 5月6日:状況をしっかり描く・大事なポイントに気づく

おもりの問題は、おもりの個数や重さを、自分なりに描いて整理しましょう。

状況をしっかり描いて整理してみると、文章を読んでいる時、気づかなかったことに気づくことが多いです。

おもりがあって、
個数と重さを描いてみて・・・

あっ、なんかここが
比較できそう!

割合・比は「〜:〜」ですが、基本的には「比較すること」ですね。

様々な条件を、具体的に理解すると分かりやすいでしょう。

描くと時間がかかりますが、手を動かした方が分かりやすいので、解けるようになるでしょう。

P21 7月11日:抽象化して描く・本質的理解

みかん、かき、りんごが出てきます。

こういう問題も、「みかんらしく」なくても、「○の中に、み」でもなんでも分かるように描いてみましょう。

抽象化して描くことは、本質的理解にもつながることが多いです。

オーソドックスな解法が紹介されていますが、表でまとめてみても良いでしょう。

あるいは、未知数(①など)の設定を自分なりに変えてみても良いでしょう。

そのように、自分なりに考えてみると、「多角的に考える」思考力が育ちます。

こう考えたら、
できるかな・・・

あ、できたよ!

いろいろな考え方で、考えてみましょう。

新教育紀行

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次