文化祭で質問して合格判定アップ〜合格への思いと模試の合格判定・「気になる・興味ある」展示をしっかり見学〜｜文化祭訪問5・中学受験

前回は「中高文化祭訪問で事前に考えておくこと〜「どこの展示に行く」か・ハイレベルな研究や調査が多数ある文化祭〜」の話でした。

「気になる・興味ある」展示をしっかり見学

もうすぐ、２０２５年度の中高文化祭の開催が、関東関西中学で始まります。

文化祭開催の先陣を切るのは、武蔵と聖光学院です。

そして、麻布、灘、栄光学園、ラ・サール、桐朋などの日程が続きます。

学校名	文化祭開催日程
武蔵中学校・高校	４月２６日（土）・２７日（日）
聖光学院中学校・高校	４月２６日（土）・２７日（日）
麻布中学校・高校	５月２日（金）・３日（日）・４日（祝）
灘中学校・高校	５月２日（金）・３日（日）
栄光学園中学校・高校	５月１０日（土）・１１日（日）
ラ・サール中学校・高校	６月７日（土）
桐朋中学校・高校	６月７日（土）・８日（日）

文化祭訪問前に、事前に独自HPなどから情報を得て、「どこを訪問したいか」考えておきましょう。

各校において、様々な部活や団体が、一生懸命「一年の研究成果」などを展示しています。

本来ならば、「全ての展示を訪問したい」くらいですが、それは事実上不可能です。

そして、展示などにおいては、「多く訪問する」ことに大きな意味はありません。

沢山見たり見学するよりも「何か自分が興味あること」が一つか二つ、「しっかり観る」ことが大事です。

それは、博物館などの展示の見学の際も同様と考えます。

文化祭も博物館などと同様に、「気になる展示」をしっかり見ましょう。

中学受験生の小学生は、文化祭での展示を「理解する」必要はないと考えます。

展示内容にもよりますが、中学生・高校生が一生懸命研究・調査した内容は、かなりハイレベルです。

大人が見ても「感心してしまう」内容も多いので、雰囲気を理解すれば良いでしょう。

文化祭で質問して合格判定アップ：合格への思いと模試の合格判定

文化祭は「お祭り」なので、訪問することは、とても楽しいです。

「楽しい」一方で、訪問する学校が志望校の場合、

このように、志望校の偏差値と自分の偏差値、あるいは合格判定が気になる人もいるでしょう。

楽しい文化祭訪問も、日々の試験の合格判定や偏差値が気になることもあるかもしれません。

せっかく志望校を訪問するので、「楽しく、前向きな気持ち」が望ましいです。

そこで、筆者は、文化祭の展示で「お兄さん・お姉さんに質問する」ことをお勧めします。

「質問する」ことを難しく感じる人もいますが、質問することは難しいことではありません。

自分が疑問に思ったことを、素直に聞いてみれば良いでしょう。

延暦寺を舞台に、質問することの大事さに関する話を、上記リンクでご紹介しています。

質問することを「遠慮してしまう」人も多いかと思います。

ここで、「遠慮する」のは不要であり、ぜひ質問してみましょう。

例えば、生物部の展示では、大抵「生き物の名前」が記載されています。

ところが、「メインの生き物の名称」のみで、他に一緒にいる生き物の名称が不明なこともあります。

こういう時、ちょっと疑問に思ったら、尋ねてみると良いでしょう。

例えば、生物部の人は「生物大好きなお兄さん・お姉さん」たちばかりです。

ちょっと質問してみると、

このように、「大好きなこと」を尋ねられると、多くの人は雄弁になる傾向があります。

「自分が一生懸命やっていること」に対して、「質問されること」は迷惑ではありません。

むしろ、本人たちにとっては、嬉しいことです。

質問を受けると、新たな疑問につながることも多く、本人にとって収穫も多いです。

ぜひ、「質問する」ことを楽しんで欲しいです。

そして、志望校にいるお兄さん・お姉さんに、「未来の僕」「未来の私」のイメージを重ねましょう。

こうポジティブなイメージを持ち、「質問したら、合格率アップ」と思うことをお勧めします。

具体的には、上記の通りのイメージで良いでしょう。

これは科学的根拠に基づくものではなく、「一つの考え方」です。

お祭りを楽しみながら、合格率アップして、有意義な文化祭訪問にしましょう。

次回は上記リンクです。