前回は「子どもたち・受験生たちが校舎と校地を体験できる文化祭〜文化祭を作り上げるプロセスで得られること・仲間と修羅場を経験〜」の話でした。
中高文化祭訪問の意義:ネットや雑誌の「リアルな情報」と主観

もうすぐ2025年度の年が始まり、4月から早速様々な中学校・高校で文化祭が開催されます。
昨年、東京・神奈川の中学校高校の文化祭を10校ほど訪問しました。
中には、初めて訪問する学校も多くあり、中高生や校舎に直接触れることが出来て、

各校の校風やカラーが
とても良く感じられました。
中学受験する方は、自分の志望校の文化祭を訪問する方が多いと思います。



僕は、第一志望のA中学と
第二志望のB中学に今年行く予定だよ!



私は第一志望校のX中学は
行ってみたい!
ネットでは多数の受験に関する情報が流れていて、



S中学は、こんな
中学校です。



T中学は、こういう教育を行なっている
点がとても良いです。
実際に通っている方、あるいは卒業した方の意見は「学内の方しか知り得ない」ことが多いです。
文化祭や体育会などで、「一日だけ訪問しても、分かることは限られる」傾向は確かにあります。
一方で、ネットや雑誌などで語られる「リアルな情報」は貴重ですが、「その人の主観が反映された意見」です。
「良い」か「良くない」のかは、個人の主観によって大きく変わる可能性があります。
「内部の方しか知り得ない情報」も大事ですが、「自分が直接感じる」ことが最も大事です。
筆者は、小学生の頃に第一志望校であった武蔵中高を訪問して、



この学校の
雰囲気、とっても良いな・・・



お兄さんたちも優しくて、
頭良さそうだし・・・



学校は広々していて、
なんだか楽しそう・・・



武蔵中学に
どうしても合格したいな!
このように「武蔵中学に行きたい」と強く感じました。



模試の成績が
あまり良くない・・・
筆者が本格的に塾に通い始めたのは「受験一年前」の小学校5年生の2月でした。
現代の中学受験の感覚では「遅すぎる」で、当時でも「やや遅め」でした。
このこともあって、



頑張っているのに、
合格判定が良くない・・・



でも、どうしても
合格したいから頑張ろう!
成績は大して良くなかったですが、一生懸命頑張って最後の一年間を走り抜けました。
「他の人の意見を聞く」ことは大事ですが、「自分の意見」が最も大事です。
そして、志望校の学生・校舎・校地を直接触れる機会は、大変貴重です。
そのため、是非、志望校の文化祭には一度は訪問することを強くお勧めしたいです。
「合格への決定打」中高文化祭訪問:在校生に質問する大事さ


中には、新小学校六年生の方で、



僕は第一志望校を
最近決めたから、まだ文化祭行ってない・・・



六年生は勉強が大変だし、
模試も沢山あるから、文化祭は行けないかな・・・
勉強時間が気になる新小学校六年生の人で、「まだ志望校の文化祭を訪問していない」人もいるでしょう。



私も、まだ志望校の
文化祭行ってないけど・・・



六年生は、毎日が勝負だから、
文化祭に行っている暇はないかな・・・
受験生にとっては「毎日が勝負」であり、「一日一日の学びが勝負を決する」とも言えます。
一方で、「少し勉強しなくても大きく変わらない」点もあります。
そして、志望校を訪問すると、誰でも「何かを感じる」はずです。
実際に、志望校の中学高校を訪問してみると、現役の中高生のお兄さん、お姉さんと会話できます。



この魚はね、
〜で取ってきたものだよ。



日頃は生徒が自宅で飼っているのを
展示のために、運んできました。



そうなんですね!
これは何ですか?



これかい?
これはね、〜だよ。
こんな感じで、文化祭で何かを展示したり、実演している中高生は質問に喜んで答えてくれます。
開成中学校高校の文化祭の話を、上記リンクでご紹介しています。



このアゲハチョウは
栄光で捕まえました!



すごいですね!
誰が捕まえたんですか?



僕が
捕まえました!
栄光中学校高校の文化祭の話を、上記リンクでご紹介しています。
この「質問されると嬉しい」気持ちは、筆者は、とてもよく分かります。
武蔵中高時代に物理部にずっと所属して、毎年記念祭(文化祭)で発表していた筆者は、



質問されると嬉しいから、
どんどん答えてしまう・・・
中学受験生らしき男子小学生と母親に色々と質問されて、楽しく答えていました。
「質問される」ことは「自分のしたことに興味を持ってくれている」ことを示します。



でも質問すると、お兄さんたちは
忙しいから、答えてくれるかな?
お兄さんやお姉さんたちは「とっても忙しい」ことが多いですが、ぜひ質問してみましょう。



でも、なにを
質問したら良いのかな?
「質問する内容」は何でも良く、「何か気になったこと」で良いでしょう。



でも、ちょっと
遠慮しちゃうかな・・・
「質問すること」は、遠慮してしまう人が多いですが、ぜひ何か聞いてみましょう。
実際に、学校の雰囲気やお兄さん・お姉さんのカラーに触れてみて、



楽しかったな!
来年は、あの学校に通いたい!



お姉さんたちが、
とっても良かったから、合格したい!
「志望校に絶対合格したい」と思う気持ちが持てると良いでしょう。
文化祭訪問は、受験生が「合格に向かう」原動力になると考えます。
そして、この経験は「合格の決定打」になりうるでしょう。
時間に追われている小学校六年生の方は「2〜3時間」でも良いので、ぜひ志望校を訪問しましょう。