前回は「直前期の平穏な過ごし方〜「受験は情報戦」の中の冷静な姿勢・倍率などの情報より大事なこと・体調万全で試験当日の点数アップ・親は努めて落ち着く姿勢〜」の話でした。
おすすめ時事問題の対策:歴史と現代への視点
今回は時事問題の話です。
時事問題に関しては、世の中のニュースなど常識的なことを知っていれば良いでしょう。
時事問題も、
覚えることが沢山あって・・・
世界では、こんなに沢山の
出来事が起きているんだね・・・
時事問題に対しては、あまり考えすぎない方が良いです。
麻布中学の問題で、洋服の話を拡大して歴史を含む様々な話に展開した問題が出題されました。
この「洋服の話から歴史を考える」問題の解き方を上記リンクでご紹介しています。
昨年はオリンピックや岸田内閣誕生などありますが、コロナが最も大きな事柄になると思います。
コロナは出題しにくい内容と思いますので、「コロナに関連する事項」は出そうです。
そして、時事問題は「現代の歴史」とも考えられます。
時事問題は歴史とも密接につながっていることが多いので、歴史を学びながら、
昔こういうことが
あって、今の時事問題があるんだ・・・
過去=歴史と現代=時事問題を結びつけて理解すると良いでしょう。
いつの時代も大事な物流:戦国時代の鉄砲と硝石
コロナ禍による「物流の混乱」は、社会に大きな影響を与えています。
荷物が届くのが
遅れることがあるって聞いたよ!
物流問題は、地理や歴史にも話を拡大しやすい傾向があります。
物流は、現代社会の根幹で、
多くのことと関係する・・・
物流をテーマに
何か問題を考えてみようか・・・
そのため、問題を作りやすく、社会科の先生の腕が試されるでしょう。
応用問題として様々なデータを用いたり、グラフを見て考えさせる問題・記述式問題もありそうです。
戦国時代も物流は、とても大事な要素でした。
今度の戦いでは、
〜くらいの兵を動員しよう・・・
そして、兵たちの槍・刀・鉄砲などの
武器を整えておかなければ・・・
特に鉄砲は、鉄砲だけでなく
弾丸と火薬も沢山用意する必要がある・・・
「織田信長といえば鉄砲」ですが、鉄砲は槍や刀と異なり、弾丸や火薬など沢山必要でした。
火薬を作るためには「硝石」と呼ばれる材料が必要でしたが、当時の日本では国産できませんでした。
硝石も沢山輸入して、
鉄砲隊が戦えるように準備しよう・・・
戦国期には、中国や朝鮮以外にも、スペインやポルトガルなどと交易が進んでいました。
このような視点から考えると、「海外との物流」もすでに大事で、国内物流も極めて重要でした。
物流って、いつの時代も
とっても大事なんだね。
物流の混乱に関する基本的な事項は、理解しておきましょう。