標本作りの体験〜「一つ出来た」経験と自ら進んで作る姿勢・トンボの標本づくりとコツの習得・一つ一つクリアしてゆく学び〜|昆虫の標本作成2・子どもと旅

前回は「初めての標本作成の経験〜標本作りと様々な道具・固定して「昆虫を乾かす」・全て「自分たちが採集」の麻布中生物部・日頃の「生き物との関わり」を一生懸命説明・栄光中と武蔵中の生物部〜」の話でした。

目次

標本作りの体験:「一つ出来た」経験と自ら進んで作る姿勢

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昆虫の標本作り@福島県(新教育紀行)

初めての標本作りが着々と進んでゆきます。

最初はちょっと
難しかったけど・・・

こうして、蝶の羽根を
ピンで留めるんだね・・・

小学生の子どもはもちろん、筆者も「初体験」の標本づくり。

標本って、
こうやって作るんだ・・・

標本を見た経験は多数ありますが、「標本を作る」ことは考えもしなかったです。

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昆虫の標本作り@福島県(新教育紀行)

黄色いアゲハ蝶の羽根を、白い半透明の細長い紙で抑えて、ピンで留めてゆきます。

これで
いいのかな?

どうやら、標本が完成したようです。

よしっ!
次の昆虫の標本作る!

コツをつかんだ子どもは、次の昆虫の標本作りへと進んでゆきます。

次は、この
シジミチョウの標本作る!

木製の標本台では、昆虫のサイズにもよりますが、概ね4匹ほどの昆虫の標本が作れます。

次は、この
シジミチョウの標本作る!

初めての標本作りで、子どもは最初は不安そうでしたが、一つ出来ると自ら進んで、

四つの
標本を作ったよ!

どんどん作ってゆきます。

トンボの標本づくりとコツの習得

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昆虫の標本作り@福島県(新教育紀行)

次はトンボの
標本作る!

トンボの標本作りは、標本台ではなくスタイロフォームにピンを留めて行きます。

蝶のように羽根を広げるのではなく、羽根を横から留めて作る方法です。

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昆虫の標本作り@福島県(新教育紀行)

これで
いいのかな?

蝶の標本作りと比較すると、比較的易しい感じのトンボの標本作り。

これでいいのか、
先生に聞いてごらん。

うん・・・
ちょっと聞いてみる・・・

今回の「昆虫採集+標本作り」でとても良いのは、プロの先生方が教えてくれることです。

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山で昆虫採集@福島県(新教育紀行)

昆虫採集は、公園でやったように「網で取れば取れる」ですが、

昆虫網は
こうやって振ると採集しやすいよ!

「昆虫網の振り方」を習った子どもは、

確かに、
こうやると取りやすい!

このように昆虫採集も「ちょっとしたコツ」で上手に出来ました。

標本作りに関しては、「ちょっとした」どころか「非常に大事なコツ」を教えてもらい、

作ったので、
ちょっと見てください。

うん!
よく出来ているね!

先生に「ちゃんと出来ている」お墨付きをもらい、嬉しそうです。

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昆虫の標本作り@福島県(新教育紀行)

見て!
こんなに作ったよ!

8匹の昆虫の標本を作成し、満足そうです。

あとは、私たちが
乾燥させて、一月後にお渡しします!

この後は、先生方にお渡しして、一月の間で乾燥して頂きます。

標本が
出来るのが楽しみ!

一つ一つクリアしてゆく学び

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棒磁石(Wikipedia)

このようにコツや定石を習得することは、勉強でもスポーツでも何事においても大事です。

イチロー選手(Wikipedia)

とにかく小さい頃から、
ずっとバッティングの練習でした。

元旦も例外なく、
毎日バッティング練習をしました。

天才的大選手とも言えるイチロー選手も小さい頃は、「バッティングのコツ」を教えてもらったでしょう。

そして、毎日毎日バッティング練習する中で、

僕なりのコツを
習得したぞ!

「イチロー選手だけのコツ」を習得したのでしょう。

「定石を習得する」大事さの話は、上記リンクでご紹介しています。

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理科の選択問題で、磁石をテーマにした問題を考えました。

この問題は、「当てはまらない・間違っている選択肢を全て答える」問題です。

「冒頭の磁石の説明を簡潔に記述」の問題は、筆者が追加しましたが、今回は選択問題のみ考えます。

この問題の答えは、「イとウ」ですが、イもウも意外と多くの方が○にする傾向があります。

例えば、この問題に取り組んでみて、

10円硬貨は銅だから、
磁石にくっつかない・・・

北極は「北」だから
N極だから、イは○!

と答えると✖️になります。

この問題の説明は、上記リンクでご紹介しています。

「間違える」のは、誰しもテンションが下がるので、

あ〜あ、一つは
合っていたけど、間違えた・・・

となりがちです。

ここで、「一つは分かった」ことを大事にしましょう。

そっか!
北は磁石でNだから、S極なんだ!

このように、一つ一つクリアして学んでゆく学び方が、着実に学力を上げるでしょう。

次回は下記リンクです。

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