前回は「入学試験直前の気持ち・姿勢〜連日の試験と体調管理・直前の受験の経験を活かす姿勢・次回に活かす気持ち〜」の話でした。
試験当日まで:健康第一に
関西圏の方・親の方、受験お疲れ様でした。
受験が続く方もいらっしゃると思いますが、健康に、体調最優先にお過ごしください。
首都圏他の方・親は、残り2週間となりました。
健康第一に、万全を期して最後まで頑張ってゆきましょう。
直前期の小学校は、一日〜数日間休んでも良いでしょう。
それは「復習などして勉強するため」よりも、「体調管理のため」です。
入学試験での心の持ち方:計算問題でうまく行かいとき
今回は「算数の計算問題で、上手くいかなかった時」の話です。
小問で「計算問題」を出す学校があります。
文章題で立式した結果の計算問題は、それほど複雑ではない場合が多いです。
対して、時々、非常に複雑で「見かけが難しそう」な計算問題があります。
「どういう計算問題か」は、学校の指向性にもよりますが、大人でも難解な計算問題を見かけます。
こういう複雑な計算問題は、冷静に・きちんと計算することが肝心です。
ある箇所で分母・分子の公約数等が出てきて、スッと解答に至ることが多いです。
うまく解けることが望ましいのですが、試験場で緊張している中、
あれ、
上手くいかない・・・
計算ミスして「うまく行かない」時の場合もあるでしょう。
「計算問題はぜひ取りたい」と皆考えるでしょう。
そのため、「最初の小問の計算問題で上手く行かない」時、
これは、
まずい・・・
多くの方が、気持ちが焦るでしょう。
そういう時は、「落ち着いて計算を見直してミスを見つける」ようにしたいです。
ところが、「緊張感と時間制限」の中で、
どこが間違っているか
分からない・・・
間違い・ミスが分からない・見つからない場合も考えられます。
そういう時は、「気持ち新たに次の問題へ向かう」が良いでしょう。
全体を見て試験に取り組む:「合格点を取れば良い」姿勢
少し計算を見直したら、まずは「他の問題に向かって」みましょう。
大問の図形問題がしっかりできた後に、見直したら、
あっ、
ここが違ったんだ・・・
と気づくことがあるかもしれません。
このように、「先の問題に行ってから、また戻ってきて、やり直す」のも良いでしょう。
最も避けるべきことは「計算ミスが見つからない」とその一問にこだわりすぎることです。
そして、時間が過ぎてしまい、焦ってしまうことです。
試験は「全体の問題で合格ラインを超える点数を確保する」ことが最優先です。
場合によっては、「取るべき計算問題」ですが、「失点しても良い」という姿勢も必要でしょう。
小問の計算問題の配点は、それほど高くない場合が多いです。
「一点を争う」試験ですが、「5点の計算問題」より「10点の応用問題」の方が点数は高いです。
合格点を取れば
いいんだ!
と割り切り、「計算問題で失敗しても、合格点を取る」姿勢も大事でしょう。
当日は焦らず、冷静な気持ちで合格目指してゆきましょう。