前回は「試験当日への心構え〜最も大事なこと・自分の得点が合格点に達すること・「解ける問題」を確実に得点する姿勢〜」の話でした。
歴史と時事問題の全体的流れを理解して合格力アップ
直前期になると、それまでに学んだことが様々蓄積されてきます。
そして、「たくさん学んで理解」したからこそ「分かること」があります。
すると、それぞれの科目で総合力が一気にアップします。
実に多岐にわたる出来事や大勢の人物が登場する歴史は、覚えることが多くて大変です。
まずは「大きな流れを理解」した上で、少しずつ理解を進めてゆくと、
この人たちが
こういう出来事を起こして・・・
そして、それに対する人たちが
〜して、こうなったんだ・・・
このように「様々な人物と出来事の関連」がしっかりと整理されてくるでしょう。
そして、
ああ、こういうこと
だったのかな・・・
理解が一気に進む時があります。
こういう理解は「正しいことを軸」とするのが良いですが、「自分なり」でも良いでしょう。
「答えが決まっている」傾向が強い算数や理科に対して、歴史などは「考え方」で変わることがあります。
「全体像」が見えてくる学び
最後の仕上げを入念に行い、体調管理・健康維持を完全にしましょう。
算数と同様に歴史も、様々学んできた蓄積があるでしょう。
歴史の様々な項目・人物・流れが、知識として頭に入っていると思います。
直前期は、「様々な項目・人物・流れ」に対する「全体的な理解」が進む傾向があります。
少しずつだったけど、一気に
分かってきた気がする・・・
断片的であった様々な知識が、ある軸を中心にまとまってゆく気持ちになることがあるでしょう。
こういう感覚は「思い込み」でも良いので、
歴史の全体像が
見えてきた!
「分かってきた」「見えてきた」と、自分で「思う」ことも大事です。
・様々な知識がまとまってゆき、理解が進む
・「自分なりの学びの軸」を中心に知識や暗記項目がまとまる気持ち
・ある分野の「全体像」が見えてくる学び
時事問題の効果的対策:歴史と現代の連続性
歴史は「過去」ではなく「現代に結びついている」のです。
現代と結びついているので、現代の事柄や時事問題とも関わりがあります。
複合的な問題も出題されており、今年も出るでしょう。
直前期〜超直前期の時期は、様々な知識や流れを今一度俯瞰してみましょう。
全体を流れを眺めることで、歴史に対する理解が深まります。
そして、知識・記述問題両方に対する力が大幅に増強されるでしょう。
ロシアとウクライナの戦争は、現代の世界的流れに最も影響を与える出来事の一つです。
ウクライナ戦争は、
とても大きな出来事だよね・・・
そういえば、昔ロシアと
日露戦争で戦争したね・・・
ロシアを考えるとき、我が国にとっては過去の日露関係が大事です。
そのため、「日露戦争等ロシアとの関係」の視点での問題もあるかも知れません。
幕末のロシアとの関係・日露戦争・第二次世界大戦の日露の戦い等、復習しておきましょう。
次回は上記リンクです。