前回は「社会・歴史・地理の勉強のポイント〜年号・出来事・人物の暗記・歴史が「出来ない」から「出来る」へ・好きな人物〜」でした。
日本の歴史を楽しく学ぶ:学習マンガのメリット
学習マンガで歴史を学ぶ最大のメリットは、「楽しみながら学べる」ことです。
さらに「登場人物の表情やイメージから、流れが頭に入りやすい」ことも大きな特徴です。
歴史は「年号・出来事・人物を暗記する」と考えると、楽しくなくなってしまいます。
小学生は、小学生なりに色々と覚えたり勉強したりすることが多いです。
その中、膨大な項目のある歴史を「暗記する」となると、
これ、全部覚えるの?
はあ〜
とため息になってしまいます。
流れが大事な歴史:年号よりも流れを重視
歴史は年号よりも流れが大事です。
流れを理解していれば、年号は「自然に頭に入ってゆく」感じが良いでしょう。
その際、年号は「覚えられたら良い」ですが、「無理に覚えない」姿勢も良いでしょう。
中学入試の問題で、
下記の事柄・出来事を
年代順に並べなさい。
という問題はありますが、
下記の事柄・出来事の
年号を答えなさい。
という問題は、あるかもしれませんが少ないでしょう。
「年号のみを暗記して、問う」姿勢は、最もレベルが低い考え方です。
小学校5年生くらいまでは、学習マンガを「マンガとして、娯楽の一部として」読むのも良いでしょう。
ただし、小学校6年生からは、「学習マンガは参考書・テキストと同格」として読みましょう。
そして、その過程で「イメージが頭に入ってゆく」のが良いでしょう。
人物像・出来事をイメージ:自国・日本への理解
小さな子どもには、様々な体験をさせてあげたいものです。
「体験」は「旅に行く」「博物館に行く」など様々あります。
そして、身近な「本を読む」もまた大事な体験の一つです。
学習マンガを読んで、イメージ膨らませましょう。
例えば、明治維新後の新政府では、様々な英雄たちの理想・思惑が交錯します。
そして、西郷隆盛・大久保利通・木戸孝允が、自己主張して喧嘩しているイメージが大事です。
そこに、曲者でド迫力男である岩倉具視が加わり、征韓論争(明治6年の政変)につながります。
そんな人間模様が歴史の本質でもあるのです。
小学校中学年くらいから歴史マンガを楽しく読んで、自国・日本の歴史を知りましょう。
そして、自国・日本への理解を深めましょう。
次回は下記リンクです。