前回は「おすすめの知育・工作 3〜手作りの効果・タミヤ楽しい工作シリーズ〜」の話でした。
違和感を感じて出戻りがありましたが、早めに気づき、うまくギアボックスが完成しました。
電池ボックスも完成しつつあり、これから「水のおもちゃ」だからこそのプロセスがあります。
これ、何?
黒くて太い輪ゴムのようなパーツです。
ここに入れて。
これで、電池が水につからないようにあ「防水性能」を持たせるためのパーツです。
前回の室内用の「ジョッキー」ではなかったパーツです。
これで、
いいのかな?
そう。
上手くできたね。
この黒い輪ゴムで、
電池ボックスに水が入らないようになるんだよ。
ふ〜ん。
子どもは半信半疑ですが、先に進みます。
よく見てみてね。
電池ボックスとモーターが接続しました。
説明書では、ここで「モーターの動作確認」はありませんが、動作確認します。
ここを回してみて。
うん。
あっ、
モーターが動いたね。
これで良いね。
いよいよ「電池ボックス+モーター」とギアボックスを連動させます。
ギアボックスの穴に、モーターのギアを差し込んで連動させます。
ここに、
穴が見えるでしょ。
ここに、
モーターのギアをぐっと差し込んで。
うん。
出来たよ。
これで、モーターのギアが回ると、
ギアボックスのギアも回るでしょ。
うん。
そうかも。
「イマイチよく分からない」感じですが、最初から全てを理解する必要はないでしょう。
こういう工作物を作るときは「ただ作る」ではなく、「原理を説明して上げながら」作りたいです。
そうしないと、子どもは「なかなか分からない」でしょう。
「自分で発見する」のも望ましいですが、小さな子どもには、基本的仕組みは教えて上げたほうが良さそうです。
続けて、マンタの羽と連動するパーツをつけてゆきます。
出来てきたね。
何もない状態から、少しずつパーツを組み上げて、工作物が出来てきました。
「何かを考えながら作る」ことは、最も良い子どもの体験の一つだと思います。
世の中には実に様々な「知育玩具・工作」がありますが、大事なことは「実際に理解しながら作る」ことでしょう。
たくさんの創意工夫された「知育玩具・工作」や「子どもの想像力・創造力を伸ばす」ための製品があります。
中には、大人顔負けの
これは、本当に
よく出来ているな。
と感じるものも多数あります。
製作している方が非常に熱心に創意工夫をしているのでしょう。
タミヤの「楽しい工作シリーズ」は、僕が小さかった30年以上前にもありました。
当時よりもラインナップがだいぶ増えて充実し、大人も楽しめる工作です。
「子どもの知育のため」という姿勢も良いですし、気楽に「子どもと一緒に楽しむ」姿勢でも良いと思います。
タミヤの「楽しい工作シリーズ」は値段も非常に手頃です。
世の中の「知育玩具」を考えると、
もう少し、
高くしても良いのでは。
と感じますが、「価格を抑えた上で、多くの方に楽しんでほしい」というのがタミヤのコンセプトなのでしょう。
このようにモーターやギアの仕組みを知れば、電気・電流の勉強も面白くなるでしょう。
「身の回りに欠かせない電気・電流」ですが、苦手意識を持つ小学生〜高校生は意外と多いです。
具体的イメージなしに、いきなり「電圧=電流x抵抗」で「直列・並列が」と進むから、分からなくなるのでしょう。
少し遠回りでも、このように「実物を作って、イメージできるようになる」ことが大事だと思います。
「工作があまり得意ではなくて」という親御様も、ぜひ一度子どもと作ってみてはいかがでしょうか。
次回は下記リンクです。