前回は「おすすめの知育・工作 1〜才能伸ばす・タミヤ楽しい工作シリーズ〜」の話でした。
たくさんのギアとシャフトを使って、ギアボックスを作成してゆきます。
六角シャフトにパーツを差し込んで、力強く留める必要があります。
このパーツを
この棒(シャフト)に差しこんでみて。
少し力を入れる必要があります。
出来るかな・・・
机に棒(シャフト)を立てて、
上からパーツを押し込むんだよ。
やってみるね。
こうかな?
ちゃんと
出来ているよ。
初めての経験でしたが、上手くできて喜ぶ子ども。
シャフトにギアを入れて、ボックスに差しこんでゆきます。
前回のジョッキーの時より、ギアボックスはだいぶ小さくなり、また違った「作る楽しさ」があります。
次は、
このギアかな?
そうだね。
一つ一つ確認してね。
四種類あるギアを見分けるのは、難しいことではありませんが、子どもには新鮮な体験です。
色々あるんだね。
「出来たギア」をゆっくり眺めてみると、ギアの個性や役割が想像できてきます。
「ただのパーツ」のギアですが、それぞれのギアは「求められた役割」に応じて作成されています。
それらの役割が「ギアの個性」となり、様々なギザギザがあり、そのギザギザがギアと水平・垂直に作られています。
ギアボックスが、どんどん作れらてゆきます。
おそらく、この「泳ぐマンタレイ」の最も山場であると考えられるギアボックス。
複雑にギアが絡み合うので、難航します。
急がなくていいから、
ゆっくりやってね。
ギアが組み上がってきました。
よく見てね。
出来た!
少し時間がかかりましたが、出来てきました。
いよいよ箱にして、ギアボックスを作ります。
もう片方のボックスをはめて、ネジで留めて行きます。
このネジ、
少し堅いよ。
少しネジの回転が堅いので、僕も手伝いながら、ギアボックスを作成します。
気のせいか、少しおさまりが悪いように感じました。
タミヤの工作キットにしては、
少しおさまりが悪いけど・・・
まあ、こういうことも
あるのかな。
少し、違和感を感じましたが、時間がかかったもののギアボックスが出来ました。
子どもは親と一緒にいる時、「早くやらなきゃ!」と思いがちです。
急ぐ必要のない時は、「ゆっくりでいいよ」と伝えることも大事です。
急いでやって、
出来ない!
となるよりも、多少時間がかかっても、
出来た!
体験が、子どもには大事でしょう。
小学校に入ると、塾に行かなくても学校で定期テストがあります。
それら定期テストは「時間を測って実施」され、「時間内に回答する」必要があります。
「定められた時間内に作業を終える」ことは、大人の社会でも大事なことです。
テストは、「時間内に」や「時間の約束を守る」ことを学ぶ「一つのプロセス」とも言えます。
それもまた大事なことですが、「定められたことを早く処理する」ことばかりになるのも、考えものだと思います。
ペーパーテストの結果を「重視しない」姿勢を明らかにした、米国アイビーリーグなどのトップ校。
対して、日本は一部にAO入試・特殊入試などありますが、基調は「ペーパーテスト重視」です。
「時間内の成果」をあげることもまた大事ですが、「じっくりやる」こともまた大事だと思います。
試験は仕方ない面もありますが、こういう工作・作品制作の時は、子どもにじっくりやってもらいましょう。
次回は下記リンクです。